2022/11/19 16:16

何回も、何年も繰り返し着続ける服があります。

お気に入りというより、最早馴染みというのがしっくりくるような。

但し、当然のことながら、いつまでも新品同様というわけにはいかず、いつしか外出着としてはちょっと…という状態に。

それでもなんとか着続けるために、初めて染め直しをお願いしたのは先月のこと。

色褪せて表面が白く毛羽立っていた濃青のワンピースはくっきりとした藍色に、生地がへたり形も崩れ気味だったオフホワイトのニットは絶妙な鈍色に。

どちらもシックで深い、自然の色。

元の経年変化を、劣化ではなく風合いに変容させてくれたように思います。

合わせるなら、シンプルなシルバーやゴールドのアクセサリーもいいけれど、ふと目がいくような天然石やヴィンテージのアイテムがいいと思うのです。